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【Blog】社会を支えているのは9割の末端労働者だという話

【Blog】社会を支えているのは9割の末端労働者だという話

労働者階級と資本家階級

労働者と資本家――現代の資本主義社会を語る上では、もはやこの対立構図は欠かせません。

 

実際、一部の資本家が、大方を占める労働者を搾取している、というのは事実です。

 

 

このブログを読んでいただくにあたって予め断っておきたいのは、資本家、もしくは経営者が悪であると主張したいわけでは全くないということです。

 

彼らが大きな枠組みとして社会を引っ張っていっているのは事実ですし、普通に尊敬もします。

 

しかし、彼らと同じくらい、その仕組みを縁の下の力持ちとして支える末端労働者も大切だよね、というお話です。

 

 

エリートは末端労働者をバカにする

偽善ぶっているつもりは全くなく、大方の人の周知の事実であるということも分かっています。

 

しかしそれでもこのようにしてブログにしたのは、以下のようなツイッターを目にしてしまったから。 

 

結論から言えば、どちらが正しいかとかは置いておいて、

田端さんではなく、リプしている側の意見を尊重したい、ということです。

 

資本家>労働者なのか?

そもそも、資本家の方が労働者よりも(あるいは、所得の高い労働者の方が低い労働者よりも)エラいというのは、誰が決めたのでしょうか?

 

僕はそんなことは全くないと思うのですよ。

 

 

考えてみれば、一部のカリスマ的経営者を除いては、

多くの著名人だって、大企業や有名な組織に入り、そのブランドの下で右も左も分からない研修初日から給料を貰って、

その貯金と覚えた仕事とブランドで独立をしている、という側面も多分にあるはずです。

 

だから、労働者と資本家というものを、完全に対立させて捉えること自体に全く意味を感じないし、立ち位置がちょっと異なるという程度に過ぎないと思うのです。

 

でも客観的に見ると、その僅かな差がかなり大きな差に見えることは事実です。

 

ドラマ『相棒』において杉下右京が、言い訳を繰り広げる犯人に対して

『確かに紙一重かもしれません。でも、その紙一枚を超える人間と越えない人間は、全く違うんですよ!』

と告げたように。

 

 

コンビニバイトの必要性

“エラい人” は言うんです。

「誰にでもできるコンビニバイトで低賃金を嘆くなんて。勉強をしなかったお前の責任だろう」と。

 

しかし、コンビニバイトだっていないと社会は回らないし、(皮肉にもそれが低賃金であるということも含めて)皆が恩恵を享受しているわけです。

 

 

確かに、代替要員の確保が容易という意味で彼らの言うことはもっともなんです。

 

もっともなんだけれども、それは不要だということを全く意味しないんですね。

 

いなくなったら代替要員が必要ということは、どんなに確保が容易であろうとも、必要だということでしかないんです。

 

もし一人のコンビニバイトが社会からドロップアウトしたら、競争に敗れた誰かがコンビニバイトをするわけです。

 

いくら将来ロボットに代替されるようになると言われようと、いま必要なのは事実ですから。

 

そして、彼らは将来仕事がなくなるかもしれないことを分かっていながら、

相対的に自分達より “社会的に上位にいる人” と比べて低い賃金で、社会の一端を担っている。

 

 

飛行機は誰が飛ばすのか

また例えば、(個人的によく利用するので例に挙げますが)飛行機だって同じです。

 

確かに最終的に操縦桿を握るのはパイロットなんだけれども、それはほとんど操縦桿を握っているという文字通りの意味しかなくて、

 

本当に飛行機を飛ばしているのは、地上スタッフ、夜勤で整備をした整備士、本社の社員、そして彼らを然るべき場所へ運んだ鉄道会社の社員、道路工事をした土木作業員etc…の全員なんですよね。

 

彼らから直接、あるいは間接的にバトンを受け継いで、たまたまそのアンカーであるというだけに過ぎない訳です。

(もちろんそれに乗って出張するお客さんがいれば、さらに繋がっていくことになります。)

 

 

労働者階級こそ社会基盤である

一つ確かなのは、全員が労働者を使う側に回ることのできる社会など、到底実現は不可能だということです。

 

全員が相対的に高い賃金を得ることも不可能です。

 

だからこそ、紙一重の差によって――例えばそれは(誰かが落ちた代わりに運良く)大学受験に合格したからかもしれないし、ちょっと生まれが良かったからかもしれないけれども―― “今の社会で良いとみなされる” 立場を得た人が時々発する、そうでない大多数をバカにするような意見には賛同できないと思うのです。

 

 

残念ながら、そして悔しいことに、今のネット社会では知名度さえあれば、たとえそれが炎上によるものであっても、彼らはお金を稼ぐことができるのです。

 

ムカつきますよね。

 

ムカつくから、ネット上で醜い罵り合いが繰り広げられることになります。

 

 “現在恵まれた立場にいる人” は、もうちょっと、思いやりとか、

末端労働者に、そしてある面で競争に負けた人に支えられて自分が存在しているということの意味を考えなくてはいけないのかなぁと思います。